2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

渇きを自分の血で潤している。全力で搾り出したそれは出来上がった時にはもう何の希望にもならない。飲み干して糧にするしかない。目指すうちに行き着く思考はいつも大まかにふたつしか存在しない。今、どうするか。それだけ。きっと暖かな幸せなど手に入れ…

空に住むよりは、ここから見上げている方がいいかもね。それとも、あの色の中に行きたい? 二度寝して、2時間で、中学時代までトリップしてきた。誰もが畦道を歩いて、歩道の上の机で鞄の整理をした。笑顔でくだらない素敵な話をした。

自由でいなければいけない気がする。 ある日、青年になる決意をして、ベッドに潜り込み、夢を見る。唄をうたった。のたうった。指が動き出した。なんてことはない、朝が始まる。今はいつ終わる?

夢日記:昼を知らない

笑顔が散乱していた。それと、欲望の見えるぬくもり。黄色の靴はゆったりと足を吸い込んで、そして呼ばれて動き出した。誰かが目の前で綺麗に笑った。

夢日記:それは現実ではない

誰かに首を絞められる夢。あれはいつかの私だ。その顔には狂気と哀れみが見え隠れして、優しく掴んだ両手には殺意は無かった。口から血をぼとぼと吐き出して、その溜まりにゆっくりと膝をつき倒れ込む映像が今、頭に浮かんでいる。誰も殺してはくれない。わ…

携帯を開いて伏せてそのまま。繋がってなんかない。壁向かい思考、ドア打ち発狂は、ない。寝る時以外は部屋に行かないようにする。浴槽に浸かって、ただの純粋な欲望のように、死体を想像する。最後は灰色に、なって消えろ。

「いとおしく、おもっているよ」 誰かの声が、感触が、反響する。耳の中に波紋が広がる。 瞼に映しては綻ばせ、まだ見ぬ君をつくり続けてる。

荷台の上に座り込んで流れる視界を留められはしない。目の前の雲はいってしまった。誰かの光る後ろ姿、出窓の目の前を通り過ぎる鳥、空。そこからはなにが見える?

停止ボタンを連打

君が唄い損ねたのはどんな言葉だった?暖房機からは鈴のようなからからの音がするよ。これから好きになるものはたくさんある。希望の中に自由は見えるか?布団に顔を押し付けて、暗闇が透けてみえるだろ。そこに落ちるといい。