2013-01-01から1年間の記事一覧

うっかり長風呂してしまい、出汁がたっぷり染み込んだ高野豆腐みたいな体で湯船から脱出する。

夢日記:

竜巻がひとつ発生し、前に住んでいた家の前の細い道路を、何度も何度もまっすぐ右へ駆け抜けていくのを、その2階の部屋の中から見ている。強風でよろめいた飛行機が、だんだんとこちらへ近付いてきて、大きな音と共に機体の左翼をかすめて窓に穴があいた。 …

夢日記:高望み

ビルの屋上のてっぺんがベッドで、仰向けで見える空を写真に撮っていた携帯を充電器に繋いで、昨夜散らかした部屋を片付ける。周りには、ここと同じくらいか少し高いいくつかのビルと暗闇の底の地上、ベッド下の小さなシェルターのような家だけど、物を落と…

月明かりで浮かび上がっている雲の流れを部屋の明かりを消して窓を開けて見る。もうすぐ夕飯。

初めてたばこを吸った、と思ったら夢だった。思い返してみると、落ちていく灰の舞い方や、短くなっていくスピードが変で、やっぱり夢だったんだなと思った。口の中が渇いていたせいだ。

病院の待合室で順番を待っていて、目のやり場に困って通り過ぎる人達の足元を見ている。どこからか右の方から、「ああ、『入院したくない』。」と、反復するように聞き返す声が聞こえる。 左の方から、ご自分の病室から歩いて来られたのであろうパジャマ姿の…

夢日記:共同生活科制作

学校で咳をし始めたので、職員室でインフルエンザがどうとか言われ、心当たりは無いけど早退することになり帰路についた。私達学生は重い金属扉の一室に何人かで住むことになっていて、その中にいくつかある部屋は、今日出掛けたときより更に物が積み重なり…

夢日記:ここに留まるための内側

再び、この間も体験授業を受けた学校へ、電車の乗り継ぎで迷い道に迷い夕方にやっと辿り着いたけど、もうこれ以上は人数的に無理と断られ、机の中に入れていた荷物を取って帰ることにした。 駅まで戻る道のりの途中にある別の学校では、何部かの部活で、バス…

夢日記:夜と練習

自転車の祖母と母は先に行ってしまって、外灯の無い真っ暗な町を記憶力を頼りに走る。たまに通る車のライトの光で足元を決めて、暗い神社の敷地の前をおそるおそる通り過ぎる。目的地を知らないのでどこまで行けばいいのか。知っている道を走り続ければいい…

夜の雨の室内、掬った砂をこぼす。コーヒーの入ったカップの液面に照明の月、ブラウン管テレビに砂嵐。私は楽しい。この夜よ続け。

眠ってさよならをして、眠ってさよならをして、もうどこへも行かなくていい。 眼は静かだ。耳が悪いのだ。集音マイクで喋るこの口は自分の声を復讐する。静かに躍り出た言語は不快な音波として私に認識されるためのもの、 大事なことを汚い字でメモする。

二日前に車の中から見た、白い花に陽が当たっているのがきれいだったのを写真に撮るために散歩に出た。通りすがりの水路に、四つ子の亀が、水面に浮いているちょうど四匹乗れるくらいの細長い板の上に並んで陽に当たっていて、よく見るために移動したら、こ…

窓から空を見た形跡、ベッドの背もたれにレースのカーテンがひっかかってる。

空のあの部分(2012年9・10月分)

頭痛の痛みがひいて楽になっていく時間の流れに雨音が寄り添って、明るい薄曇りの光がそれを更に柔らかくしてくれた。とても穏やかだ。またここに戻ってこられたらいいな。こうなるように努めたい。優しくなりたい。ただひたすらに優しさを耕したい。滑稽か。…

夢日記:訪ね場所

“記憶の庭”という情報を頼りに目的地へ向かった。電車を降りて、知らない人たち3人と相乗りしたタクシーの運転手さんは、私の行き先について「看板の表記はあてにしない方がいいですよ」と教えてくれた。運賃\440を払って一番先に一人だけ下車した。 大公園…

弟がニトリと無印良品に行くのに「姉行く?」と言われてついていく。行きに見えたパラグライダーのひとは、帰りもまた別のひとが飛んでいた。弟は収納用品を買い、私は無印でお菓子とミニラーメンを買って、助手席から煙突の煙を撮って午前が終わった。

ガラス越しの測光(月がきれいな日)

夢日記:与えられた場所

川沿いに建つ、色んな道具や物を持ち寄った秘密基地の家に、男女数人で集まっていつものように話していたけど、治安が一気に悪くなってそこから逃げる。 逃げている間に他とはぐれた男女二人は、途中で男性が怪我を負って倒れ、近くに隠れ住んでいるおじいさ…