お焼香の匂いが髪に残ってる。

少しふらつきながら形にするのかな。中から取り出して少し難しくしたもの。心の奥底の湖都。そこに溜まった、ささやきを掬い上げて、私はまた桟橋に立つ、ことができるか。呼吸がし辛くなるほどに霧が立ち込めている。

自分の体積分増した水かさ ドアのすきま風 冷蔵庫の音 怒らないでね

バラバラのパーツをランダムに組み合わせたような夢をいくつもみる。目を覚まして今何時か確かめる。自分の汗が部屋の湿度に上乗せられて、もうだめだ、自分の頭部を割ろう。何も感じなくしよう。 遠くのトラクターやっぱり動いてるみたい。電柱と電柱の間で…

貸し切り部屋の入り口前を赤いひらひらの装飾をして人を迎えた。 戦争を始める軍の式典が行われている。私達は個別の少人数グループで同じ戦争に参加していて、礼式のためにその列に一足だけ加わり去る。個人で敵を殺すための武器の訓練をする。 氷の生き物…

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