2014-01-01から1年間の記事一覧

毎年楽しみに思っている、母との年末年始の買い出しはしごも、今年はすぐに疲れてしまい、母が車のブレーキをかける瞬間にも恐怖を感じていた。最後にショッピングセンターで、冬季限定のお気に入りのポテトチップスと、パン屋さんで、クリームチーズが練り…

お正月用のお花の余った部分をもらって、おじさんの手作りの器を花入れに。高さ20cmくらい。開きかけの赤紫の花がプリーツスカートみたいな綺麗な形をしてる。 新幹線の切符を窓口で買おうとしたら、「この列車はかぼちゃがぎっしり詰まっている車両がござい…

チューニングをしていないような、下手な管楽器の演奏みたいな音が聞こえると思ったら、窓から見える、少し遠くの川沿いの、工事中の重機が動く音だった。

夕方の遠景、田んぼと田んぼに挟まれた道を犬の散歩をしているひと、ところどころに光るすすき(たまに揺れて)、白く棚引く雲の淡い空が広がっていた。

一時間置きくらいに目が覚め、また眠り、その度に違う夢をみた。何度目かの夢に亡くなった祖父が出てきて、泣きながら目が覚めたことだけ覚えている。

白い三日月を地面に浮かび上がらせる夢をみた。

真っ暗な部屋の壁にカーテンの模様がうっすら透けていて、外の車のライトかなと思ったら一向に消えなくて、カーテンを捲ってみたら月の光だった。眩しいくらいの強い光で雲がいくつか浮かび上がっていた。 もうすぐ夕飯。

四つ葉のクローバーに手が届きそうで届かなかった夢

朝に庭のハナミズキの葉が色づいているのを窓越しに眺めた。 毛布の中の素足が気持ちいい。雨音には鎮静作用があるのでは、と思いながらいつかに寝付いた。 元気になって誰かに会いに行きたい。でも同時に、早く終わってしまいたい。落っこちる星みたいに、…

長時間の頭全体に拡がる頭痛が治ってようやく落ち着いた。頭痛薬が効いて頭痛がひいていくと、気持ちも落ち着いて安らかになった。 痛みがひくように願って、目を閉じて落ちた眠りの中で、ハンガーに掛かったコートとコートの隙間に絵本があって、赤と紺のオ…

何を捨てようか。何を思い込もうか。自分を壊すための呪文を唱える。 体を動かす代わりに歌おう。体の底から風を。

夢日記:夜行

実時間では朝に向かっていく夢の中で、辺りはだんだん薄暗くなっていった。カメラの露出を合わせるみたいには、私の眼の露出はなかなか合わなかった。向こう岸の山の緑がなおさら深い。 あまり水分を取っていなかったからか、歯医者さんに「もっと念入りに口…

昨日の夜はイヤホンを外して雨音を聞いているべきだったかな。 鳥の群れを撮っている夢が多いような気がする。今朝は自分の笑い声にはっとして目を覚まして、そのことにまた笑った。疲れている。おもしろおかしなドラマの中にいて、腕を掴まれて痛む付け根の…

夢日記:言葉のない声

珍しく亡くなった父方の祖母が夢に出てきて、そして滅多になく笑っていた。私も周りにいるひとたちも皆笑っていた。途中少しだけ覚醒したにも関わらず、自分が笑っていた感じを、起きてからもぼんやりと覚えている。

頭の中から話しかけてくる自分の声がトランシーバー越しのように聞こえた。 薄暗い部屋で安いイヤホンでボレロを聴いてもいいんだろうか。なにかチカチカしていると思ったら、外で父が草を燃やしている炎の光だった。

窓を開けてしばらく、風が部屋の中を動かすのも辛くて閉めた。部屋の中に何かが溜まっていくのをほうっておいてくれ。その方がわかりやすくて安心なんだ。

夢日記:

目的地に向かうバスの中で、隣の席の男の子にリップクリームを貸してあげたら、後ろの席の男の子から、私が手に持っていたプリングルズのうすしお味の筒に中身を足された。 ショッピングセンター型テーマパークに到着して、班で行動することに。プテラノドン…

朝5時、台風の風も完全に止んで静かになった外に、歩いていく猫の鳴き声がした。ベッドに仰向けのまま、部屋の遮光じゃないカーテンの内側から携帯の画面の明かりをひらひら掲げてみたけど、見えたりしないか。

早朝、窓を開けて空の写真を撮っていたら、少し冷たい風に金木犀の香りが乗ってきた。お隣の敷地の角にある金木犀の木は、整えられたのかだいぶ小ぶりになっていて、その分匂いも弱くなったような気がした。

真夜中、パソコンの音と、一匹のコオロギの鳴き声がする。想いを書き殴るのにキーボードはすばらしかった。

夢の中で、自分の大事な気持ちを話して、それで満足して実際には伝えないこと、実際に伝えられないから、夢の中で言えているのかと、捉えている思考が虚ろに滲んでいく。 しゃべりながら、しゃべるのをやめたい、しゃべるのをやめたいと思っている。こういう…

数日でたくさん花開いてた。 親戚のご葬儀でいただいてきたお花を私の部屋にも分けてもらって机の上に飾った。白い花びらを携帯で撮っていると、撮った画像の中でだんだんホイップクリームに見えてきた。

夢日記:繰り返す予行演習

いつかに彼女が飛び降りてしまった、この部屋から見える緑の崖、あした、ここから飛び降りようと決めていた場所から、もう一人の私が飛び降りた。