何かを何かで繋ぐ旅に出よう。拒絶が待っている。
通りから抜け道へ入ったら、深い青の空に細い月の揺り籠が出迎えて、漕いでいたペダルの感覚はなくなった。冷たくて粒の星はきらきらしている。向こうからやってくる自転車のライトに似ている。ガソリンスタンドの照明が麦畑を現してる。
水路を歩くしらさぎと散って浮く桜のはなびらを見ながら自転車で帰ってきて、母とスーパーへ行ったらラーメンとちゃんぽんの試食をもらって食べておなかいっぱいめいてまた帰ってきた日。
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