2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

笑顔と無表情を交互に繰り返す訓練 の 夢

血が足りない感じが久しくて、気持ちよく階段をおおまわりして登った。洗面台の石鹸が溶けかけのバニラアイスみたいになっていた。両腕の赤い斑点が私の身体を一番よく知っていて、少し鈍った嗅覚が夢の中で鋭く働いていたりする。

「何か食べない?」 と、弟に声を掛けられて起きる。食べながら、 「嵐の櫻井君と話してる夢を見てたよ」 「あ、昨日福岡でライブがあってたって」 「おー」 「なんかテレビで街頭インタビューやってた チケット取りにくいとか、すごいとか」 「そうなのかー…

母が提灯を祖父母に見立ててもらうとのことで「行かない?」と言われて付いて行く。雨の中四人が乗る車窓、鳩が二羽みずたまりに浸かっていて驚いた。体がすっぽりと収まりそうなのとか、水槽のグッピーとか、店内を歩き回った。誰かにさわりたくて仕方なく…

違いが見えることが、どうしてこんなに悲しい?(手を取りたいよ)

自動車が通り過ぎる時にできた風も気持ちよかった。本屋に居た女の子たちの視線と口元が恐ろしかった。聞こえなくてよかった。 (どうぞわたしなどほうっておいてください)

初期化されて帰ってきたパソコンはほぼ復帰。(データは飛んだ) 2週間前にきた新しいテレビで、これからいろんなものを見るのが楽しみ。心の温度が落ち着いてきたような感じがする。ねむたくなる。

皮膚科順番待ち小一時間、サンダルにドットの靴下はいて、近くの雑貨屋さんをうろうろ。戻ってきて待合室の座椅子にすわる。緊張してない。が、やはりいつものように先生の勢いに押されて訊き忘れ。病院に行くときは自分の不摂生を指摘されるときだと思って…

前の前の携帯の120ピクセルの写真、5年前のさんにんのそれぞれの姿、記録から記憶を見付けて、レンズをかざしたそこに自分がいたこと、顔を緩ませたりして。引き寄せて、すこしだけさわって、ふっと離す、淡い空の日。

視界の手前、自分が望むもの

ずっと、どこかで手に取った剣を持って立っていて、なにかに斬り付ける機会を待っている。その代わりにどこへも行けない。 学生の時よく描いた、青年の後ろ姿が動こうとする気配を持っていなかった、影を見せて。わざとらしくなくそうだった。なにを、見てい…