2012-01-01から1年間の記事一覧

消灯した部屋の中、背中にシーツ、遮光じゃないカーテンから、瞬きの稲光が入ってくる。遠くから小さくゴロゴロの音がする。カーテンを開いて見たら、山の向こうの雲の中が光ってるみたい。たまに、ゴロゴロ付いて来られない音がなる。雨が降ってきた。雨粒…

ここからどうやっていくのって朦朧のメモがあった。

西の空にカーテンが光れていた。 普段だったら躊躇するようなことを口に出してみたりした。

夜中に雷が鳴り出して、しばらくゴロゴロして、ピカッパーンとなって、それきり静かになった。私はウィンブルドンを見てた。

風が強めだったからか、ちっちゃな虹色の竜巻の夢を見た。

浴槽で雨の音を聞いて、雨の日の授業中の蛍光灯の教室を思い起こす。浮かんだのは中学校舎だったけど、教壇にいたのは高校の現代文のこだま先生で、記憶を組み違えた。

どうやら歯をくいしばって寝てしまったらしい。はやくお腹に繭を造らないと。治りかけの頭痛の中心で無声の調律をする。

憂鬱を花が喰らう。車窓に紫陽花の咲く部分をひたすらに見付けてた。スーパーで父の日の似顔絵を眺めて帰宅。

夢の中で写真を撮る日々が続いている。今日は鳥の群れが飛び立つのを空と一緒に写していたと思う。撮ったかわからないシャッターの瞬間はどこへいってしまうのか、行き先と考察の狭間、なにか見つかりそうな気がする。

かいぶつのようなあめだまのようななにかが必要

とうとう夢の中で携帯を構えて白い花の群を撮った。

トロンボーンのかえるのうたがきこえてくるよ。

飲み水を切らしてしまって、その水を使って作っていた氷いくつかに、先ほどその水を使い切って沸いたポットのお湯を注いで、できた。もちろんおいしいはずもなく薬を飲んだ。

あたまのなかのまっくろのなかで、萎縮する搾られたぞうきん。幕が張ってあるからだはわたしを必要としない、何にも惑わされないよう閉じている。聴覚のみが独立し、外界を報せている。

夢日記:再会

えりはもうすぐおかあさんになる。たっちゃんは家の床屋を継ぐらしい。 ガラス越しに肌荒れで赤ら顔の幼いわたしが映っていく。 再会を夢見ている。そういう周期がきた。

このあと通りかかった男の子が根っこから引っこ抜いていった。

夢日記:擬似時間軸

普通電車じゃない座席にすわって、玄関の土間に元気な犬が居て、許容してくれるお母さんが居て、仏壇とちゃぶ台があって、すべて太陽の光で見えた。満たされない自分だけが、夢の中で理想の里帰りを体験したというわけだ。

夢日記:戦闘能力

黒いフライパンで、中身がとろとろのチーズケーキを焼いて食べた。とてもおいしかった。作り方は魔法。 - 保身に浸る、醜い私たちを、補整へ導こうとしない私たちを、軽蔑してくれる人がいない。殴り倒してくれる人がいない。暴力の方が、美しいのではないか…

すごい月明かりがレースのカーテンから部屋を照らしていて、電気を点けるのをためらう。 紅の豚を見た。わくわくした。

神社付近と川沿いの桜並木を見て回る予定を立ててでかける。自転車で顔に髪がかかったのを手で払おうとした同時に風が来てもっていった。神社に着いて息を整えながら歩く。 川沿いの方に移動したら、先客の、同じく自転車で来ている、デジタル一眼レフカメラ…