2012-01-01から1年間の記事一覧

道路の向こう側を歩いてた小学生の女の子が「こんにちは」って言ってくれて、こんにちはって返しながら目を合わせられなかった。

昨日見たのとよく似た形の雲模様が別の方角の空で朝焼けてた。まるで移動してるみたい。

夢日記:洗面所の難渋

小窓が閉まっていなくて雨が入り込んでいて、閉めようとしたら柔らかくなってビニール傘みたいになってうまく閉まらない。

夜に仕留められなかった虫が朝方飛び疲れてあちこち落ちてた。 ベッドに腰掛けて、『ぼくのへやにうみがある』という絵本を思い出している。今靴下を履いていないから、ズボンから出た足が浸かっていてもおかしくない、ように冷えている。

行きは壁がおともだち、イベントへ行くらしいお二人の横で小さく伸びをした。帰りは車窓がおともだち、隣の人はずっと動画を見ているようだ。細かい雲の模様に夕日が落ちる。どこかの席で、おばさんが知らない人についていっちゃいけないって話をしてる。 暗…

昨日食べずに冷蔵庫に入れておいて冷えた、ホイップクリームの入ったコロネがおいしい。造語のうたを口ずさんで、本題からはみ出さないように話す心掛けを思う。

親戚のおじさんおばさんの家に祖母と母とお邪魔した。川沿いの彼岸花をタクシーから見つめ、金木犀の香りを嗅ぎ分け歩きながら、残党のようなひまわりと、電線の背景を飛ぶ飛行機を写した。お昼ご飯の前においしいシュークリームをいただいて、スーパーで買…

夢日記:犬沈む

庭を観光している。素敵な犬が通りかかった。 庭の橋を渡っているとき、その犬が池に入って、深くへ歩いていき、自分の体がすべて浸かったところで動かなくなった。急いで池に入り、抱えて陸に上がると、近くにあった新聞紙を敷いて寝かして、ぎゅっと抱いた…

高いところに手を伸ばしていると、体が縮んだ気がする。椅子に座っていると、ひとまわり小さくなった気がする。よくない。 待合所でどこかのお父さんが子供をあやすのに小さく歌ってる。

宮殿に仕える獣の役をすることになった。誰かを慰めるために。鎮静している間君に会いたい。嫌味も皮肉もなくおいしい食事を言葉で食べます。撫でて下さい。あなたに安心しています。 前の畑でおじちゃんが片付けをしてる。夕陽が建物を部分的に赤くしてる。…

空を見て「きっとまたきれいって思えるよ」と、眠り続く向こうへ呼び掛ける。 スーパーで知らないおばさんに、「はーきれいな手ねー私はざまなか(様は無い)」と言われて、自分の腕を隠したく、おばさんの腕に目を向けながら、その勲章のような腕を握りたか…

道しるべを要所要所で掻い摘んだ時、後ろを振り返って私が居ないことを確認してきた。姿見が終点の白く消えていく場所、遠くから見えているようあつらえて、私は離れる。

二匹いる。

夢日記:光あれ

暗く足ざわりの冷たい場所に退避する人々の中で、黒のボリュームのあるロングスカート着てあぐらをかく。地底のとんがった赤岩山はてっぺんから可視光を生成していて、私たちはそれで生きていけるから、害ある、地上からの光をころしにいく。 「記憶の穴に入…

語りべの、嘘

寝そべって物語りをされたなら、ひれ伏して眠る、地底の深海で死体になる。沈んだ埋没で一人で二人になる。目を開けていようか、閉じていようか。