自転車の祖母と母は先に行ってしまって、外灯の無い真っ暗な町を記憶力を頼りに走る。たまに通る車のライトの光で足元を決めて、暗い神社の敷地の前をおそるおそる通り過ぎる。目的地を知らないのでどこまで行けばいいのか。知っている道を走り続ければいい…
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