場に殺され、にせものの朝に帰りついた。次に会うときは、私の顔はどんなふうに変わっている。頬張った苦痛の塊、化けて吐き出す。あの隙間から出てくる、溢れてくる悪夢。また浸かってしまう、もう無理だ、無理だな、はやくきて。

セミの声が（しないしないしないしない）ってきこえる。

缶の梅ソーダをコップ半分くらい注いで飲む。夏が弾ける。残りを別のコップに入れて、母が飲んでくれてもいいし、私が後で飲んでもいいし、ラップして冷蔵庫に入れた。おなかが一音だけ口笛を吹いた。

夕立になりそうな雲が解体していった。

ご法事の会食にカエルが参加していた。 従姉妹のふたりはお母さんになっていて、ふたりの赤ちゃんたちは若い女の人が好きらしく？従姉妹以外でその場で一番若い私と目が合ってはにかっと笑ってくれるので、つい見てしまって何度も釣られてにっとなって恥ずか…

水槽の底から見ている。泡は吐けない？

自分のこと分析してる場合じゃないよなと思いつつ周りのことを考えずに潜っていく。 ふと、こんな私と糸や縄や管か何かで繋がったひとたちが、つられて一緒に引っ張られていっているんじゃないかって。その先にいるかわからないくらい遠く離れて、重力もわか…

お焼香の匂いが髪に残ってる。

少しふらつきながら形にするのかな。中から取り出して少し難しくしたもの。心の奥底の湖都。そこに溜まった、ささやきを掬い上げて、私はまた桟橋に立つ、ことができるか。呼吸がし辛くなるほどに霧が立ち込めている。

自分の体積分増した水かさ ドアのすきま風 冷蔵庫の音 怒らないでね

バラバラのパーツをランダムに組み合わせたような夢をいくつもみる。目を覚まして今何時か確かめる。自分の汗が部屋の湿度に上乗せられて、もうだめだ、自分の頭部を割ろう。何も感じなくしよう。 遠くのトラクターやっぱり動いてるみたい。電柱と電柱の間で…

貸し切り部屋の入り口前を赤いひらひらの装飾をして人を迎えた。 戦争を始める軍の式典が行われている。私達は個別の少人数グループで同じ戦争に参加していて、礼式のためにその列に一足だけ加わり去る。個人で敵を殺すための武器の訓練をする。 氷の生き物…

4:02

泊まり込みで宿を作る夢を見た。細長い場所を与えられて休んだ。現実に目が覚めて二度寝したら、作ったみんなでいろんなチーム戦をすることになって、私はマルチタップを使ってぷよぷよの対戦をするはずが、なわとびしながらアスレチックコースを行くことに…

明日帰宅すると決まって、今日はお土産を買いにデパートへ。たくさんの中からお土産を選んだあと、高層階にあるお店でお好み焼きを食べた。デザートに和菓子屋さんでけし餅を買ってもらって、帰ってきてお茶と一緒に。夕飯はみんなで豆をむいて豆ごはん。

京都へ！行きの電車の中で車掌さんが「業務連絡了解です」って言うのが聞こえた。貨物列車と並走、撮り鉄のお兄さんを通り過ぎて、大きな明治ミルクチョコレートの看板、コニカミノルタの建物のロゴ、ああ、カメラ使っていますと思った。 大きなお寺に参った…

今日は「森と湖の国 フィンランド・デザイン」展へ。ひとが少なくゆっくり見ながら、おばあちゃんとたまにひそっとしゃべりながら回った。楽しかった。少し遅くなったお昼に中央公会堂のレストランで上品なオムライスをいただく。外には思い思いの場所でスケ…

今日はなんばへよしもとの公演を観に行くことに。チケットを先にとって、道具屋筋商店街を往復して、かにとかたことかふぐとかの形の看板を見上げて、お昼にきつねうどん。高島屋で時間つぶししていたら、子供服のフロアに子供のための美容室があって、女の…