私たちは図書館でまた会う。私は捨てる前に潰した、空の入れ物を掴んだままで(片手で大きい本を取ってページを捲るのかしら)、断る理由が無い。いつ誰としたかわからない、約束を捨てる場所が無かった。館内の明るさで君は灰色の影に成りすましている。君…
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