渇きを自分の血で潤している。全力で搾り出したそれは出来上がった時にはもう何の希望にもならない。飲み干して糧にするしかない。目指すうちに行き着く思考はいつも大まかにふたつしか存在しない。今、どうするか。それだけ。きっと暖かな幸せなど手に入れられない。誰かに祝福もされない。救われると同時に終わるのだ。永遠に満たされない。その間にいくつ出来上がるんだろう。それでも、やめられないんだ。