夢日記:地獄のような耳の力

「なんでもきこえるのよね」
と、言われる。母だったかな。誰か女の人。その人にだけピントが合う。頷いて、ああ、知ってるのか、と思う。少し過剰な意識の成れの果てだと納得していたつもりでいた。大したことじゃない。

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はっきりとわかる、操作できない、狂気というやつ。ベッドの上でやり過ごすには途方もなく。指が踊る音がする。体が渇く。夜はこんなにも明るいのに。