「眼前に住まうは鬱屈めいた幻。光の海に浮かんでいるのだよ、君は。」
言って欲しい言葉を自分の中から出すことはどう思われるのだろう。それとも遥か昔の魂からの救済ならと、そういう風にも思えない。幻滅して、できるだけ遠くに投げ捨ててくれ。そこが墓場だ。