夢日記:背景に緑

少し昔に引き裂かれたひと。仰向けのわたしを上から見下ろしたとき。

(匿って、助けて、走って、追って、)

波立たない泉の対の桟橋で、無色の大気と淡い暑さの中、正面なのか後ろ姿なのか区別がつかない立ち尽くしで、話す言葉が見つからなくて、早く声を出さなければ、行ってしまう、