親戚のおじさんおばさんの家に祖母と母とお邪魔した。川沿いの彼岸花をタクシーから見つめ、金木犀の香りを嗅ぎ分け歩きながら、残党のようなひまわりと、電線の背景を飛ぶ飛行機を写した。お昼ご飯の前においしいシュークリームをいただいて、スーパーで買ってきたものと、おじさんの作ったお吸い物を食べた。それから各々床に座って昔話などをした。
今も通り抜ける風とサッシ越しの日差しを思い出せるような日。