母との夕飯の買い物の帰りに、一人途中下車して歩いて近くの桜の木を探しに。一ヶ所目で写真を撮っていたら、「きれいかねー。」と通り過ぎる車の窓からおじさんの声がして応えて、二ヶ所目で犬と散歩中のおじさんに挨拶したら、「もう少しはよ来たらよかった。(桜に)陽の当たって。」と。私もそう思いました。
ガードレールの下に見えた黒い鯉は、近付くとどぷんと大きく波紋を残して去った。自転車でここで別れる小学生の男の子二人は、離れていきながらのやりとりが聞こえなくて何度も聞き返していた。
水門の近くの草むら沿いの川面には、雄だとわかるくらい成長した子ガモがいて、暗くなって見えにくくなった目でコンデジのズーム越しに追っていたら、いつの間にやら、どこかのお宅の門のところから猫がこちらを窺っていて、目が合って、こちらにやってきたのでカメラを向けてシャッターを押したら、サーッと逆戻りして元の位置について、やがて見えなくなった。帰って弟にカモと猫のことを話したら、「カモ救われたな。」と言った。