夢日記:高望み

ビルの屋上のてっぺんがベッドで、仰向けで見える空を写真に撮っていた携帯を充電器に繋いで、昨夜散らかした部屋を片付ける。周りには、ここと同じくらいか少し高いいくつかのビルと暗闇の底の地上、ベッド下の小さなシェルターのような家だけど、物を落としたら下まで拾いに行かないといけないから気を付ける。(一度布団を落として取りに行ったことがある)
名前を呼ばれる、帰ろう、と。大学の校内はこれからの天気の変化を予感させる薄暗さで、私は男女二人の美しい容姿の友達と落ち合い帰路についた。公園の入り口の前で、今度帰りにここで写真を撮ろうと約束し、さあ雨が降り出す前に早く夕飯を買いにスーパーへ寄ろうと彼が促し歩く。
向かう路地の途中、玄関に白い犬の家族、二階の窓に猫の家族がいる空き家があり、立ち止まった二人はスマートフォンで写真を撮り出した。その二人を写したくて私も携帯を構える。木や雑草が茂っている庭と、隣との境の壁に生えているつたは、どちらも同じトーンの明るい鮮やかさの緑。その家の前から離れようとしたら、白い子犬が一匹ついてきて、彼女がだめよ戻ってと言うと子犬は戻っていった。
スーパーに着き、列に並ぶ。セルフサービスみたいにトレーに購入するものを乗せて進んでいく方式のスーパーで(お刺身のパックとかが並んでる)、店に入ると他の客は友達二人に視線を向けた。私は自分の足下を見るとTシャツにジーンズ、スニーカーとスニーカーソックスで、彼女が水を汲んでいる、ところで目が覚めた。