夢日記:顔の記号(確認不可)

白っぽい帽子を被って夜の街を歩く。人の顔が見えない暗い、やっと歩けるくらい、店のネオンだけの街。黒く塗り潰されたように顔がわからない男の人に声を掛けられて帽子を深く被り直す。そこを抜けると時間が逆行したように明るさが戻り、コンクリートの歩道に鼻の長い子象がいた。子象の鼻は途中から地面の中にすり抜けていて、間があいて鼻先がまた地面から出ている。その間に立ってしまったら、子象は怒って、それからどこかへ歩いていってしまった。「しょうがないんだ」と誰かが言った。