2011-01-01から1年間の記事一覧

祈りか願いかわかんない

思い切り疲れて眠ったら、やっぱり暑さもしくはエアコンで切羽詰まる夢を多めに見て、ぜんぶだしたように目醒めた。そしてやっぱり正体は、雷は部屋の換気扇の音で、過ごさなくてはならないプレッシャーのタイミングはもう終わっていた。ほどほどに寝ていた…

頭痛、雨音と鳥の声の朝に薄暗く陰った室内で当たった腕から自分が生きている音が聞こえて悲しい、その音に吸い込まれるように黒くなる。 玄関で死んでると思ったセミが、ひっくり返って動けなくなってただけで、箒で掃いたら飛んでったのは、スーパー帰りの…

漆黒の眼、水中と空中の境界にある触覚が、夜を連れてくる。痩せた腕で何を掴める気もしない日々から帰還する。まだ血の繋がりだけが愛しく憎い。

花柄のエプロン姿でスーパーに駆け込んできたおばさん、ひかりの出る台風前の夕方の雲の流れを、首を動かして戻すだけのひととおりの視線で眺める、くらいしかできないや。

夢日記:砦の気付き

私たちはスイッチを押し、その爆発を見届けてから十秒そこに留まらなければならない。 暗闇の中家まで戻る途中、父が火の番をしている。影絵の茂みをかき分けながら細いライトを発光させ辿り着く、瓦礫が散乱した屋内に、もう緊迫もしなくなって、つけていな…

フィルムを入れないままシャッターを切ってた。まだ3枚でよかった。昨日はスーパーを出たところでテントの屋根に溜まってた雨水を頭から被った。それから目を覚ませ、までもっていくのに時間がかかった。どうかしてるならまだいい。

帰りは向かい風

蝶は度々風に乗ってる。小さな神社の入口で、ギンガムチェックのエプロンのおばあちゃんが、他のおばあちゃんと話しながら参道の掃き掃除をしている。

夢日記:対角の距離感

いくつかの形をした月が横一列に並んで、それに金色の雲の帯が光ってオーロラが現れた。道を拭いている、母と歩き進み話しながら、後ろから弟が足りなかったところを拭いて来ている。夜色が濃くなっていく。 - ブレーキがききにくい自転車ででこぼこの道路を…

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発言を極力控えましょう。無駄な思考を減らしましょう。 思うつぼのなか、ふたをして貰いましょう。

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憎しみのリロード

食事をすることに身が入らない。食べることが空腹感を無くす作業になっていく、ここまできてやっと幸福な食事の欲求に気付く。信じようとしたその分の反動が自分から自分へ跳ね返ってくる。日々が執拗に説けていくよう。埋めてもいつかに掘り起こされて、還…

母が空気を入れ換えるために窓を開けると、鳥たちの声がぼうっとしていた私にも聞こえてきてはっとした。目に入る梅の枝にも花が咲き始めて躊躇なく浮かれようと思った。

夢日記:知らない降り、走らないふり

急に雨が降ってきて、開けたままの家中の窓を急いで閉めて回る。前に住んでいた家、今住んでいる家、どこか見たことのある、見たことのない、いくつもの部屋に入っては閉じる。窓から薄い曇り空が部屋部屋の様相を明らかにしている。

伸びた一年分の髪を切ってもらって、一年前と同じように揃えてもらったら、性質が変わった。右足の小指がしもやけた。