2014-01-01から1年間の記事一覧

雨が降りだして、体の熱が覚めたことに気が付いた。 もうずっとよそゆきの言葉を吐いているような気がする。 泣くのと書くのとどっちがいい?と、体内液の底に溜まって混じらないものめ。

「それは不適切です。」と言う誰か。

何度目かの目が覚めてこの度はと起き上がり、ベッドの上で着る服を考えてから、ベッドを降りて部屋を出て廊下を歩き、洗面所で手の汗を洗い落として戻り、取り出した服の袖と裾を通し、再び部屋を出て下の階へおりた。途中室温計が27℃から28℃に変わったのが…

“今朝の天空感が凄かった。薄曇りの空に灰色の雲たちが輪になって淡い青い色を囲んでやがて崩れてさざ波になって帰っていった。”(直後のツイート) 段々と変わっていく雲の量と流れを夢中で写真に撮った。雲が少なくなっていって、私も落ち着いて、もういい…

白い雲の手前を薄い灰色の雲が移動していてきれい。束の間の晴れ間、頭痛、鼻血、畳工場の規則的な機械の音。右側の頭痛が右目の疲労を披露している。

夢日記:明るい室内の籠城

一階で犯人が立てこもったので、別の階の天井にある小窓を使って脱出することになった。皆が次々と外へ出ていく中、まだ中にいる誰かが、水色の銃を持った全身水色の服の犯人を抱えあげて、放り投げた。 「誰か銃を拾って!」 狭いところを通ったので、未明…

深夜、五分の袖口から冷気が入ってくる。 洗濯物に綿毛がひとつ付いていた。

飛行機雲がカーブしたところで途切れながら続いていた。 手洗い洗濯の泡が浮かんでいた。 電灯が水没して膨張しておもちになったって、おにぎりにも見える、と、携帯にメモしてあった記憶がない。

行きに道路脇に落ちていた枝にちょうど夕日が当たってきれいで、用事を済ませて戻ってきたときには、誰かが踏んでしまって傷んでいて、光もなくなっていた。それでも、自転車の男の子たちを避けながら写した。 追い風に背中押されて歩いて帰ってきて、帰って…

夢日記:海底収容局

彼は海の底でインターネットのなにかを管理する役を担っていて、他の人と交代している間しか会えない。でも彼はその仕事を辞めるつもりはないみたいだ。 達者な彼女は海に潜って、仕事場に向かう彼の姿が見えなくなるまで見送った。頑丈な扉が閉まって、次は…

数日前の朝の光が素晴らしくて、でも混乱していて結局写真を撮れなかったこと、あの光はあの時だけなのにという気持ちで、しばらくは頭の中で、だんだんずれていく光景をスライドのように思い出すんだろう。想像までしかできない誰かの気持ち(が砕けるのだ…

もし東京に住めたら、雑踏を歩くためだけに出掛けて帰ってきたりしてみたい。

用事を終えた帰り道、まだ桜は咲いてるかなと寄り道。花びらの先に葉が生えてきた木を見上げて写真を撮っていたら、葉っぱが落ちてきてぺしっとぶつかった。風が吹いて花びらが散っている、もう写真のピントなんか合わなくていい。移動していたら、最近部屋…

まだ暗い空に遠くの飛行機のライトだけ動いていて、起きている人がいる、起きている人がいる。オリンピックのスノーボードのハーフパイプで、アメリカの選手のボードの裏側に、明るめの青地に白の細字で“SLASH”とあるのがかっこよかった。

夢日記:私は迷って何も買って帰ってこなかった

過去の旅から帰ると、コンクリートの道の上に新作の絵はがきが並べられ、会ったことのない友人と話し、大切にしまってあるペンダントトップの所在を女の子に尋ねられ、引き出しの中の箱から取り出しこれはあなたにあげると言ったら、それはあなたが持ってい…